酒に逃げていたときの話。
数年前、酒に逃げていた時期があった。
というか、当時は逃げていたことに気づかなかった。
とある職場で契約社員として働いていた時、業績不振で派遣社員や私含む契約社員がごそっとクビ切られた。
貯金もあまり無かった私はとにかく転職活動しまくった。
アルバイトや契約社員ではなく、きちんと正社員で働けるところを探そうとハローワークに通った。
が、職歴がゴミみたいなものだったこともあってお祈りされることが続いた。
毎月奨学金の返済をしてる。その他に学生ローンもある。
実家ぐらしだけど3万ほどは渡してる。
面接行くのだって電車賃がかかる。
どんどんお金が減っていく。
お金が減るプレッシャーに耐え切れず、パック酒を買ってた。
毎晩、ちびちび飲んで900mlを2〜3日で空ける感じ。
酔ってしびれた頭で当時付き合っていた彼氏と電話する。で、眠くなったら寝る。
母はパック酒を飲んでる私にドン引きしてた。
そんな無職生活1ヶ月ほど(短っ)で正社員の仕事が見つかった。
それからは全く晩酌しなくなった。
そこで初めて酒に逃げていたことに気づいた。
あのまま仕事が見つからなかったら、私はアル中になっていたかもしれない。
その正社員のお仕事を数ヶ月で辞めてしまったのはまた別のお話。