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neniki log

ねにきの吐き出しブログです。

中学時代の同級生と久しぶりに再会したらマルチの世界に引きずられていたでござる【後編】

 中学時代の同級生と久しぶりに再会したらマルチの世界に引きずられていたでござる【前編】 - neniki log

の続き。

 

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全編目次

  • 「それはとっても嬉しいなって」

  • 「奇跡も…魔法も…あるんだよ……」

  • 「僕と契約して、スリムビューティになってよ!」

  • 「私なんかでも、本当に痩せるの?こんな身体を変えられるの?」←ここから

  • 「あっはっは…ホントだ!その気になれば脂肪なんて、ウフフ…アハハ…完全に…消しちゃえるんだぁ…!!」

  • 「あたしって、ホント馬鹿」

  • 「バックレてしまったわ…円環の理に導かれて」

 

「私なんかでも、本当に痩せるの?こんな身体を変えられるの?」

今ならわかるが、契約するかしないかではなく、高いコースか安いコースかを選ばせる手法にすり替えられていた。なんとも間抜けなねにき。

当時、体験して契約したとはいえ、まだ信じ切れずにいたし、大金はたいてまでやることなのか迷いもあった。

が、1週間後のサロンに行って、その気持ちは吹っ飛んでしまった。

 

というのも、1週間の間にコースに含まれていたサプリメントとコルセットを身につけていたおかげで身体が引き締まっていくのがわかったからだ。

さっそく全身のサイズを測ってもらったところ、胸のサイズはそのままに、ウエストや腰回り、太腿が数センチ減り、体脂肪率も数%減っていた!

 

 

はるこさん「すごいね!こんなにはっきり成果出るなんて毎日かかさず頑張っていたんだね!!」

 

 

大したことではないのにはるこさんがべた褒めする。まがい物掴まされたわけじゃないんだ!とひと安心。そして、前回泣いたマッサージの施術。相変わらず痛いが我慢。

 このローテーションを繰り返していき、どんどん身体は磨かれていった。

 

「あっはっは…ホントだ!その気になれば脂肪なんて、ウフフ…アハハ…完全に…消しちゃえるんだぁ…!!」

ほぼ完全にハマっていた私。

ほぼ、というのは、はるこさんのテンションが高すぎて若干うざかったのと、当面は節約せねばと外食等控えていたことや、節制のため彼氏と会うのも控えていたから心から喜べなかった。

体重は3キロほどしか落ちていないが、体脂肪率がぐんぐん減っていたのであまり気にならなかった。バストサイズが減ることのほうが恐怖だ。

施術の他に、痩せていく仕組みや痩せやすくするための食事法、生活習慣などいろいろ教えてもらった。頭で理解しているとより痩せやすくなるらしい。

今はもうやっていないが、レコーディングダイエットなんかもした。誰かがコーチングしてくれるダイエット&シェイプアップは、中々捗る。

その頃、めぐみからやたらサロン主宰のイベントに誘われてた。夏だったのでBBQだったり、海水浴だったり。

 

 

「社長にもあってほしいんだ!ねにき人間関係で悩んでいたでしょ?いいアドバイスがもらえるかも!!」

 

 

しかし、この頃していた仕事は平日休みが多く、土日に行うイベントと予定が合わなかった。しかも、貴重な土日休みは彼氏と会うために充てていたので1度も行くことは無かった。

 今思うと行かなくて良かった。

 

「あたしって、ホント馬鹿」

そんなある日、私はめぐみに呼び出された。場所は例のサロンだ。

 

 

めぐみ「大事な話なんだ!」

 

 

その日は、はるこさん、めぐみ、私ともう一人、初対面の女の子みほ(仮名、めぐみの高校の同級生らしい)が同席。

はるこさんがいつもの高いテンションで、改めてこのサロンのシステムを教えてくれた。

 

 

はるこさん「今、ねにきちゃんとみほちゃんはレギュラー会員なのね。で、1人サロンへ紹介するとブロンズ、3人紹介するとシルバー、5人でゴールド会員になるの!」

 

 

えっ

 

 

はるこさん「ブロンズは10%オフ、シルバーは20%オフ、ゴールドは30%オフと、施術代やサプリメントの値引率が上がっていく仕組みになっていて」

 

 

えっ

 

 

はるこさん「7人紹介までいくと、ゴールドより上のプラチナになって、50%オフ!そして、このサロンの経営資格が得られます!!」

 

 

………あっ(察し

 

 

はるこさん「このたび、めぐみちゃんはプラチナ会員に認められたので、近いうちこのサロンの新店舗を任されることになりました!!」

 

 

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

めぐみ…7人も紹介してたのか…私たち犠牲になってたのか…。ここでやっと「これが噂のマルチか!!」とわかり、苦い顔していたところ

 

 

はるこさん「あ、でもこれマルチじゃないからね!!」

 

 

と念を押された。

みほちゃんは素直に「めぐみおめでとう〜」なんて言っていたので、自分が疑っているだけ?普通なのか?と混乱してしまった。

 

「バックレてしまったわ…円環の理に導かれて」

後日、私は中学時代の同級生なつみ(仮名)と会った。めぐみと同じく、よくつるんで遊んでいた子だ。

そして、今まであったことなど全て話した。

 

 

なつみ「実は、私もそこに通っていて…」

 

 

えっ

 

 

なつみ「やっぱりおかしいよね…?最近あのサロン辞めようとおもってるんだけどなんか怖くて…」

 

 

ブルータスお前もか(使い方違う

なつみと話し合った結果、2人でサロン通いを黙って辞めることにした。予約入れてたのを体調不良にして休み、回復したら連絡すると誤魔化した。

 

その後、めぐみやはるこさんからガンガン電話やメールが入ってきたが、鬱陶しくなり着信拒否。

最後に聞いためぐみからの留守番電話は「ねにき…元気…?これを聞いたら電話ちょうだい…」と消え入りそうな声で若干心が傷んだ。

みほちゃんは今でもあのサロンに通っているのだろうか。めぐみがプラチナ会員にのし上がるため犠牲になったほかの4人はどうなっているのだろうか。など、その後どうなったかは知らない。

 

先日、なつみの結婚式に参加してなんとなく思い出した。2人の中で、その話題は触れずにしまってある。